運用益がなくても税金で得!イデコで老後資金を準備しよう

定期預金でも税金面でお得

イデコは自分年金づくりの制度で、従来は一部の人しか使えませんでしたが、2017年からはほぼ全員が対象になりました。運用益が非課税になるだけでなく、口座に資金を入れるだけで、その金額分が課税所得から控除され、給与の税金が減るのが魅力でしょう。投資でなく、定期預金にするだけでも税制メリットを得ることができますよ。上限額は利用者の立場によって異なりますが、企業年金ありの会社員や公務員が月額上限1万2000円、年間14万4000円投資すれば、年収500万円の会社員なら毎年税金が4万円以上戻ることになるでしょう。口座手数料が利用期間中かかりますが、値下げ競争も進み、制度の仕組み上これ以上下がらない年間2004円のところであれば問題ないといえますよ。

長期運用に向けた商品選び

イデコのメリットは、さまざまな税制優遇もありますが、長期間、毎月自動的にお金を貯めることができる点にあります。自分で選んだ商品が、指定した配分割合で自動的に購入され、長期間運用される仕組みです。つまり、最初にどの商品を選ぶのかによって、後々の結果に大きな影響を与えるといえるでしょう。元金確保型商品を中心に購入した人と、価格変動型の商品を中心に購入した人が共に30年運用した場合、両者の差額は年を追うごとに大きくなります。最終的には価格変動型のほうが500万円以上多くなる可能性があるわけです。基本的にはそれほど頻繁な商品の変更をしない可能性が高いイデコでは、増やす事ができるか否かの方向性は、商品の選び方によって決まるといってもいいでしょう。

イデコの愛称で知られる個人型拠出金ですが、そのメリットの1つが所得控除対象になるので、節税対策ができるということです。